「鹿検知コンペティション」１チームに特別賞

ドローン・フェス最終日　伊那市高遠町で表彰式

ドローンを使って鹿のはく製を探し出す「鹿検知コンペティション」の表彰式が２１日に行われ東京都から参加した１チームに特別賞が贈られました。 特別賞を受賞したのは東京都から２人で参加した「Team ArduPilot JAPAN ＆ エンルートM’s」です。 ２人は、ドローンや自動車、船舶などの自動走行システムを開発しているチームのメンバーです。 ２人が使ったドローンは、自動飛行しながら小型カメラで画像を撮影するもので、その画像から鹿のいる緯度と経度の位置情報を取得する仕組みです。 ２０日のコンペティションでは雨や霧などで全チーム同じ条件でフライトできなかったためフライトできた７チームを対象に審査が行われ、１チームに特別賞が贈られました。 ４日間に渡り行われたドローン・フェスは２１日で最終日となりました。伊那市では、ドローンを活用した地域課題の解決や事業の創出を進め、先進地として全国に発信していきたいとしています。

子ども向けの体験会　ドローン・ラボ

伊那市高遠町のほりでいドームでは子ども向けの体験会、ドローン・ラボが２１日に行われました。 参加費無料でドローンを使ったゲームが楽しめるイベントです。 東京を拠点に活動しているグループ「ドローン女子」のメンバーが企画したもので、制限時間２分の間に、決められた場所に着地しそこに書かれた点数を競うゲームなどが行われました。 簡単に操作できるコントローラーが用意され、子ども達は教わった通りに操作し飛ばしていました。 ドローン・ラボには伊那市の小学生を中心に６０人ほどが訪れたという事です。