GPS搭載 自動運転のトラクター見学会
スマート農業の推進目指す伊那市が開催
GPSを搭載し無人で作業を行うトラクターの見学会が、伊那市小沢で25日に開かれました。 トラクターにはGPSが搭載されていて圃場の四隅の位置情報を登録すると無人で畑を耕します。 リモコンで発進、停止などの操作ができます。 見学会は、IoTなど最新技術を活用したスマート農業の推進を目指す伊那市が開いたもので、市内の農家など70人ほどが見学に訪れました。 トラクターは、大阪に本社を置く株式会社クボタが開発したものです。 トラクター本体の価格は、通常のものより300万円から500万円高い、1,100万円となっています。 耕したり代掻きを行う取り外し可能な作業機部分の代金は別となっています。 伊那市では、高齢化や担い手不足が進む中、最新技術を活用して作業の省力化や負担軽減を図っていきたいとしています。