伊那市駅近くの商店街を再生へ プロジェクト始動
JR伊那市駅近くの長く放置されている中央商店街の再生を目指す一般社団法人アスタルプロジェクトは、取り組みのキックオフとして、29日に建物の掃除を行いました。 JR伊那市駅の北側にある中央商店街です。 かつては、居酒屋やスナック、カメラ店など8軒の店が並んでいましたが、現在は全て空き店舗となっています。 ここを「グルメ横丁」として再生させようと、山岳関係者や飲食店店主らでつくる「アスタルプロジェクト」が取り組みを始めました。 「商店街再生プロジェクト」と名付けた取り組みのキックオフとして、この日はメンバーや出店希望者ら15人が、建物の清掃作業を行いました。 建物はそれぞれ戦後すぐに建てられたとみられ、40年程前から徐々に店じまいしていったということです。 それぞれの店内には、今もレトロな雰囲気が残っています。 店の雰囲気を残すこと、伊那の魅力を伝える店にすることを出店の条件にしていて、現在、県内外から10人ほどが出店を検討しているということです。 中央商店街のグルメ横丁のオープンは、来年の春から夏を予定していて、全ての店舗一斉のオープンを目指すということです。