9月の有効求人倍率1.94倍
求人倍率 24年10か月ぶりに1.9倍台
上伊那の9月の月間有効求人倍率は1.94倍で、8月を0.16ポイント上回りました。 求人倍率が1.9倍台となるのは、24年10か月ぶりです。 月間有効求人数は5,215人、月間有効求職者数は2,693人で、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.16ポイント上回る1.94倍でした。 求人倍率が1.9倍台となるのは、バブル終末期の平成4年11月以来、24年10か月ぶりです。 長野県は1.68倍、全国は1.52倍となっています。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率が上がった主な要因の1つは、派遣社員の新規求人が大幅に増え過去最高の多さとなったためだということです。 新規求人数2,264人のうち、派遣社員は807人となっています。 雇用情勢については「引き続き堅調に推移している」としてコメントを据え置きました。 9月16日から選考が始まった、来春卒業予定の新規高卒者の求人数は606人、求職者数は380人で、9月末までの内定者数は、285人となっています。 製造業を中心に、若者の人材確保に力を入れる企業が目立ってきているということです。