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元防衛施設庁長官 北原巖男さん

秋の叙勲 瑞宝重光章 受章

元防衛施設庁長官 北原巖男さん

秋の叙勲が発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人が受章しました。 4日は防衛行政事務功労で瑞宝重光章を受章した元防衛施設庁長官の北原巖男さんの喜びの声です。 東京都世田谷区在住で伊那市ふるさと大使の北原巖男さん。70歳。 伊那市高遠町三義出身で昭和47年に現在の防衛省に入庁し平成17年から防衛施設庁長官を務めました。 北原さんは「大変身の引き締まる思いをしておりましてこれも故郷の皆さんがずっと背中を強く押して下さったおかげだと思って本当に感謝しております。」と受章の喜びを語りました。 自衛隊のあり方や基地問題など35年間にわたり防衛行政に関わるなかで「常に謙虚に取り組み職員にもそのような姿勢を求めてきた。本当に国民とともにある防衛省、自衛隊にしてもらいたいと思うし後輩の諸君がそれで今がんばってくれていると思っている。」と話していました。 また北原さんはアメリカ軍のヘリコプターの墜落事故について「起きている事柄だけを見るのではなく、これまでの歴史を踏まえて、今そして将来を考えていかなければならない。」と話していました。 退官後は平成20年に独立して間もない東ティモール民主共和国特命全権大使に就任し国づくりにたずさわってきました。 東ティモールの子どもたちについて「支援を待っている哀れな子どもという感じではなくて率直な気持ちは自分の子どもの頃と同じじゃないかと思った。彼らが教育を受けて自分たちでがんばっていけば、もっとより良い国が必ずつくれる。そんな夢を見ながらやっている。」と話していました。 北原さんとのつながりにより伊那市は2020年東京オリンピック パラリンピックで東ティモールのホストタウンとなることも決まっています。

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