上伊那農業高校畜産班 「鹿肉特産品化」成果を報告
日本学校農業クラブ全国大会で最優秀賞
先月岡山県で開かれた日本学校農業クラブ全国大会で、最優秀賞となる文部科学大臣賞を受賞した南箕輪村の上伊那農業高校の畜産班は、10日に全校生徒の前で活動の成果を発表しました。 農業に関する実習や研究のこの1年の成果を発表する上伊那農業高校の収穫祭が行われ全国大会出場を報告しました。 畜産班は伊那市の新山地区の住民と連携して駆除した鹿の肉を活用し特産品化する取り組みを行っています。 鹿肉はジャーキーにして「でぃあでぃあ」の商品名で販売しています。 活動の成果として生徒らは新山地区の2か所で通年販売が可能になり、地域活性化に貢献できた事を報告していました。 畜産班は、北信越代表として先月岡山県で開かれた第68回日本学校農業クラブ全国大会で最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。出場した部門は、地域資源の活用や住民との交流を行うプロジェクトを発表するもので全国から9校が参加したという事です。 プロジェクト発表部門での最優秀賞は上農高校では初めてで、県内でも2番目の受賞となっています。