お買い物サロンに移動販売車登場 食料品を販売
移動スーパー「とくし丸」で食料品を販売
高齢者などの買い物弱者対策として衣類や日用品などが購入できる「お買い物サロン」が16日、伊那市高遠町藤沢の荒町公民館で開かれ、初めて移動販売車での食料品の販売が行われました。 今回初めて食料品の販売を行った移動スーパー「とくし丸」です。 肉や野菜、パン、惣菜などが並びます。 株式会社ニシザワが陳列棚のついた軽トラックを購入し、長谷の銭屋商店と連携して運営します。 買い物弱者対策として来月1日から本格的に運行する予定で、今回のサロンでは食料品の販売を行ってほしいとの声があり実現しました。 藤沢区には1日現在で796人が暮らしていて、そのうち65歳以上の高齢者が占める割合は47.6%だということです。 区内で食料品を販売している店舗は1店舗しかなく、買い物弱者が多い地域だということです。 室内では、日用品や衣類の販売、お茶飲みサロンが開かれ賑わっていました。 とくし丸の本格的な運行は来月1日からで、長谷地域と高遠町の一部の地域を週2回まわる予定です。