被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを
ネットワークkizuna~きずな~信州が企画
東日本大震災の被災地支援を行っている伊那市のネットワークkizuna~きずな~信州は、被災地の子ども達3,000人にクリスマスプレゼントを贈る計画です。 ネットワークきずな信州の代表を務める伊那市上牧の高橋泉さんです。 福島県出身で学生時代から上伊那に住んでいる高橋さんは、被災地のために何か自分にできることはないかと考え、2011年から子ども達にクリスマスプレゼントを贈っています。 7年目の今年は、岩手県や宮城県、福島県の保育園などおよそ30か所、3,000人に贈ります。 これまでは市販の物だけでしたが、今年はその他に男の子にはミサンガを、女の子には髪ゴムをそれぞれ手作りします。
南箕輪村を中心に子育て中の母親でつくる子育て支援ボランティア「ママハピforest」は、ネットワークきずな信州の活動を知りミサンガ作りを引き受けました。 メンバーおよそ10人がTシャツの生地でできた紐を編んで手作りし、予定していた1,500個を用意しました。 20日は、メンバーが集まり、ミサンガのラッピングをしていました。 他にも、プレゼントに添えるクリスマスカードの制作を地域のイベントで呼びかけるなど、多くの人が関わる取り組みとなりました。
園児たち全員が震災以降の生まれとなったことから、この企画は今年で最後となります。 ネットワークきずな信州では、12月10日に宮田村の子育て支援センターでプレゼントの袋詰め作業を予定していて、ボランティアを募集しています。 また、プレゼント購入のための募金も呼び掛けています。 高橋さんは、12月17日に被災地を訪れ、プレゼントを配るということです。