神戸製鋼所問題 新ごみ中間処理施設は安全性に問題なし
調査中のものは汎用性があるもの
神戸製鋼所がアルミや鋼製部材の一部について品質データを改ざんしていた問題を受け、現在新ごみ中間処理施設を建設している上伊那広域連合は、「建屋の鉄骨やボルトなどに神戸製鋼所の製品は使用していない」との調査結果を報告しました。 これは27日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。 10月8日、施設の契約先代表企業の神鋼環境ソリューションの親会社である神戸製鋼所が、アルミなどの部材の一部について品質データを改ざんしていたことが分かりました。 これを受け、神戸製鋼所製品の使用状況を確認したところ、●建屋の鉄骨などには使用していない●繋ぎ目部分や溶接に使用しているものは不正対象外であることが分かりました。 ただ冷却設備などの一部で不正の対象となった材質の部材が使用されていたことから広域連合では、「調査中のものについては汎用品であり安全性に大きな問題はないと認識している」と話していました。