羽広いちご生産組合設立20周年
伊那みはらしいちご園を運営する伊那市西箕輪の羽広いちご生産組合が今年設立20周年を迎え、30日、記念式典が行われました。 30日は、西箕輪の羽広荘で記念式典が行われました。 式典で、羽広いちご生産組合の井踏 岩夫組合長は、この20年間を振り返りました。 羽広いちご生産組合は、1997年に設立されました。 翌年の1998年1月1日にプレオープン、2月1日にグランドオープンしました。 当時は、県内でも先進的な水耕栽培に取り組みました。 開園までは、出荷7割、観光3割を見込んでいましたが、開園してみると数字が逆転し、観光が7割を占めるようになりました。 現在は、9割を観光が占め、1月から6月までの営業期間中に約7万人が訪れています。 伊那みはらしいちご園は、ハウスが19棟・経営面積は、およそ2haです。現在紅ほっぺという品種が主力です。 組合は、2001年に、日本農業賞大賞を受賞しています。 発足当初6軒あった農家も4軒に減少していますが、これからも新しい技術や品種を取り入れ、安全でおいしいいちごを提供していきたいとしています。