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障害者週間 「ひろがるつながるウィーク」

アイマスクで疑似体験

障害者週間 「ひろがるつながるウィーク」

障がいの有無にかかわらず互いの人格を尊重し支え合う社会の実現を目指す啓発事業が、4日に、伊那市で行われました。 伊那合同庁舎で開かれた疑似体験では、参加者が2人1組になり、1人がアイマスクをして目の不自由な人を、もう1人が誘導する人の役割を体験しました。 啓発事業は、3日から9日までの障害者週間に合わせて今回初めて行われたもので、企業や県の職員などおよそ40人が参加しました。 伊那保健福祉事務所の担当者は、「誘導者は肘を持ってもらい半歩前を歩いてください」「段差や交差点など事前に教えてあげると良いです」などとアドバイスしていました。 他には、障がいのある人が生活の中で困っていることなどを話しました。 箕輪町在住で夫婦共に耳に障がいのある女性は、「マスクをすると口元が見えず何を言っているかが分からない」と話していました。

伊那合同庁舎ロビーで自主製品販売会

今回は、「ひろがるつながるウィーク」と題して、様々なイベントを同時開催しています。 伊那合同庁舎ロビーでは、正午からの1時間、障がい者福祉事業所の自主製品販売会が開かれています。 上伊那の13事業所が入れ替わりで出店することになっていて、4日は4つの事業所が野菜や花などを販売していました。 販売会は、8日金曜日まで開かれます。

いなっせ2階で障がい者の作品展示

いなっせ2階展示ギャラリーでは、上伊那の7つの障がい者福祉施設の利用者と、個人の作品55点を展示しています。 作品は、施設の仲間を描いた似顔絵やちぎり絵で作った昔話の一場面など様々です。 中にはプルタブを集めて色を塗ったものもあります。 展示は8日金曜日までです。 県では、この機会に障がい者のできることできないことを知り、理解を深めてもらいたいと話していました。

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