新伊那バスターミナル 安全祈願
5月から建て替え工事をしていた伊那市西町の伊那バスターミナルが完成しました。5日は関係者が神事などを行ない、ターミナルの安全を祈願しました。 完成した伊那バスターミナルです。 敷地面積はおよそ1580平方メートルで、以前と比べ380平方メートル広くなりました。 延床面積はおよそ285平方メートルで、旧ターミナルと比べ100平方メートル広くなりました。 5日は伊那バスの関係者などおよそ30人が出席し、神事を行い安全を祈願しました。 新しいターミナルは建物を北西に配置させ、歩行者がバスの進路を横断する事無く、乗り場に移動できるようになりました。 この他に、高速バスの自動券売機が設置されました。 案内板に英語が併記された他、待合室には伊那市産のさくらやクリの木を使ったテーブルが設置されています。 伊那バスの藤澤洋二社長は「伊那の玄関口として、発展できるように地域の人と協力していきたいです」と話していました。 新しい伊那バスターミナルの営業は7日の午前4時30分からです。
また4日は、新しい伊那バスターミナル内で営業する売店・軽食喫茶「ここい~な」のプレオープンイベントが開かれました。 アルプス男声合唱団がサプライズで歌を披露し、プレオープンを祝いました。 バスターミナル内にオープンする売店・軽食喫茶の名前は「ここい~な」です。 店は、バスターミナルの正面にある飲食店「ココンダ」の田畑隆志さんがオーナーとなり営業します。 地元産のまんじゅうや珍味などの土産品が置かれる他、コーヒーやスープ、サンドイッチなどの軽食などが提供される予定です。 伊那谷を身近に感じてもらおうと、店内の壁やカウンターには伊那市産材のクリやアカマツが使われています。 田畑さんは「『伊那市のために』という強い信念がある。新しいバスターミナルと一緒に伊那市を盛り上げていきたい。」と話していました。 ここい~なの営業は7日からで、月曜日を除く午前6時から午後7時までとなっています。