新山小学校にいた猫「たま」との思い出を振り返る集会
伊那市の新山小学校で18年以上飼われ、去年12月に死んだ猫「たま」との思い出を振り返る集会が6日、学校で開かれました。 校内には、写真が飾られ、児童たちがたまとの思い出を振り返っていました。 たまは、新山小学校で18年以上飼われていました。 児童の登下校を見守ったりひなたぼっこをしたりと可愛らしい姿を見せ、多くの児童や地域住民に愛されていましたが、老衰のため去年12月6日に息をひき取りました。 命日となるこの日の集会では、これまでの思い出を学年ごとに発表しました。 3年生は、呼びかけと、リコーダーを演奏しました。 6年生の竹村花さんは「今でもたまの姿を思い出します。卒業式でおめでとうと言ってほしかったのは叶わなかったけど、天国からお祝いしてください。」と手紙を読みました。 髙見真美校長は「年をとって命の火が消えること、1日1日を生き抜くこと、たくさんの大切なことを教えてくれました。たまを見ると優しい気持ちや頑張る勇気をもらえました。」と話していました。 児童は1人ずつ花を手向け、冥福を祈っていました。