障害者施設の利用者の作品並ぶ 「第3回ぽかぽかアート展」
第20回長野県障がい者文化芸術祭入賞作品も展示
南信地域8つの障害者施設の利用者が制作した作品が並ぶ「第3回ぽかぽかアート展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、絵画や手芸、書道などおよそ110点が並んでいます。 ぽかぽかアート展は、個性豊かな表現方法を感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 会場では、9月に安曇野市で開かれた長野県障がい者文化芸術祭で入賞した作品も展示されています。 こちらは、伊那市の田中賀代さんが制作したパッチワークキルト作品で、手工芸部門で最優秀賞を受賞しました。 大好きだというパイナップルを題材に、8か月間かけて制作したということです。
こちらは、伊那養護学校中学部に通う小林宏夢さんが書いた詩で、文芸部門で最優秀賞に選ばれました。 家族と行った辰野町のほたる祭で感じたことを綴っています。 主催した県障がい者文化芸術祭実行委員会では「それぞれの作品に込められている思いを感じてもらい、障害への理解を深めてほしい。」と話していました。 第3回ぽかぽかアート展は、10日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 なお、伊那文化会館・いなっせ・伊那合同庁舎では、先着50人にプレゼントが当たるスタンプラリーが行われています。