県立歴史館 「KOAの日」で無料開放
電子部品の開発・製造を行うKOA㈱が協賛して、千曲市の長野県立歴史館を無料開放する「県立歴史館・KOAの日」が12月16日に行われます。 企業などの協賛を受け、通常大人300円の入館料を無料にして、多くの人に足を運んでもらおうと、県立歴史館が初めて企画したものです。 初回の16日は、KOAが協賛することになりました。 日本初の昆虫標本作りに奔走した飯田市出身の田中芳男の展示や、遺物収蔵庫・文献資料書庫をめぐるバックヤード探検が企画されています。 6日には記者会見が開かれ笹本正治館長が内容を説明しました。 笹本正治館長は「来館者の中心は東北信の人。中南信の人にも目を向けてもらいたいという想いもありKOAさんに協力をしてもらっている部分もある」と話していました。 KOAでは「素晴らしい施設だということを中南信の人たちにも知ってもらいたいと思い協力することにした。地域の次世代を担ってくれる子ども達の育成につながればうれしい」と話しています。 当日は、会場でKOAの製品展示も行われるということです。 県立歴史館では今後、公募で協賛団体を募集し、無料開放を行っていくということです。