ニシザワ文芸コンクール表彰式
上伊那の小中学生を対象にした読書感想文のコンクール、ニシザワ文芸コンクールの表彰式が9日、伊那市創造館で行われました。 9日は、受賞した16人に株式会社ニシザワの荒木康雄社長から表彰状が贈られました。 小学校低学年の部の最優秀賞には、美篶小3年生の下島有里菜さんの感想文が選ばれました。 下島さんは縄跳びができない女の子ができると嘘をついてしまう「へなちょこ」という本を読みました。 小学校高学年の部では東春近小5年生の矢島優月さんの感想文が最優秀賞に選ばれました。 オスカー・ワイルド原作の「しあわせの王子」を読みました。 また、中学生の部では辰野中2年の柚原綾花さんの感想文が 最優秀賞に選ばれました。 ニシザワ文芸コンクールは、書店として創業した株式会社ニシザワが本を通して考える力を養ってもらおうと開いています。 今年は、上伊那の41の小中学校から1472点の応募がありました。 荒木社長は「読書を通して想像力を広げ、文章にすることで自分の考えを相手に伝える力を育んでいってほしい」と話していました。