短編映画「ピカレスカ」 完成披露試写会
山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞
山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した、全て伊那市内で撮影が行われた短編映画「ピカレスカ」の完成披露試写会が9日、創造館で開かれました。 試写会には、倉田健次監督や出演者4人が出席し、映画の完成とグランプリ受賞を報告しました。 映画「ピカレスカ」は、バスジャックを試みる男女3人が何度も挑戦しては失敗する中で生まれる人間模様を描いたロマンティックコメディです。 今年1月10日から12日までの3日間、創造館や伊那スキーリゾートなど全て伊那市内で撮影が行われました。 この映画は、289作品が出品された山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞しました。 過去にグランプリを受賞した作品は、海外の映画祭に出品されたこともあります。 会場には、エキストラとして出演した人も含めておよそ100人が訪れ、映画の完成を祝いました。 短編映画「ピカレスカ」は、現在、韓国・釜山と香港の映画祭にエントリーしているということです。 短編映画のため、単独の公開の予定はないということですが、倉田監督は他の作品と一緒に作品集として来年公開する予定だと話していました。