リニア開業に向けて 上下伊那の経済関係者と知事が懇談
リニア中央新幹線開業に向けて、上下伊那の経済関係者や阿部守一知事が意見交換をする懇談会が12日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 懇談会には、上下伊那の商工業や農業団体の代表者ら23人が出席しました。 この日は、リニア開業に向けて上下伊那それぞれで集約した意見が出されました。 上伊那産業振興会の向山公人理事長は、「伊那谷出身者にどうしたら行ってみたいと思ってもらえるか、企業進出などは考えているのかなどのアンケートを行い、取り組みを具体化していきたい」と話していました。 伊那商工会議所の吉澤文男副会頭は、「伊那谷の風土を生かした観光的な列車の運行をしてみてはどうか。」と話していました。 飯田商工会議所の柴田忠昭会頭はリニア駅について「道の駅的な機能を持った施設が望ましい」と話していました。 阿部知事は「地域の特性や環境、文化、優れたものをしっかりと生かした地域づくりに全力で取り組んでいきたい。」と話していました。