災害ボランティアセンター開設運営訓練
大規模災害時にボランティアの拠点となる災害ボランティアセンターの開設・運営訓練が箕輪町の地域交流センターで17日、行われました。 訓練は、大規模災害時に被災者のニーズに合わせたボランティア活動を円滑に行えるよう、箕輪町社会福祉協議会などが開いたものです。 訓練には、町社協の職員や住民あわせて60人が参加し受け入れから現地派遣までの流れを確認しました。 震度6弱の地震が発生したことを想定し、町社協が今年4月につくった設置・運営マニュアルをもとに行われました。 地震発生から3日後に災害ボランティアセンターを開設したとの想定で、参加者は、運営側とボランティア側に分かれ訓練を行いました。 受付を済ませたボランティア役は、物資の調達、屋外や屋内の片付けなど被災者の困っていることが張り出された表を見て、出来そうだと思うところに名前を張りました。 その後、グループを作り注意事項や地図で場所などを聞いて、必要な資器材のイラストが書かれたカードを持って現場へ出かけていきました。 運営側は、寄せられた困りごとを聞いてまとめていました。 箕輪町社会福祉協議会では、訓練で出された意見をマニュアルに盛り込んでいきたいとしています。