長野県立歴史館で「KOAの日」開催
■映像:ケーブルネット千曲
企業などからの寄付を受け付けて、観覧料を1日無料にする初めての特別企画「歴史館パートナーの日」が、千曲市の長野県立歴史館で16日に行われました。 箕輪町で電子部品の開発・製造を行う「KOA株式会社」の協力で、この日は「歴史館・KOAの日」と銘打ち、伊那谷から小学生の親子およそ50人が訪れました。 特別企画では、普段入ることのできない遺物収蔵庫や、文献資料を保管する書庫を見て回りました。 他に、飯田市出身で幕末から明治にかけて日本初の昆虫標本づくりに奔走した田中芳男をテーマにした企画展などを見学しました。 また、県立歴史館の入り口には、KOA株式会社を紹介するコーナーが設けられ、主力製品の抵抗器の技術を活用して風力の強弱を光の色で知らせるパネルの展示もあり、子どもたちが体験しました。 長野県立歴史館の笹本館長は、「企業と連携することはもとより、個人との連携もできれば、歴史館をもっと身近に感じてもらえる」と話していました。