箕輪町GT発展的解散
都会と農村の交流で農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズム推進協議会は、組織を発展的に解散し新たに町が主体となり農業者や団体と協力して事業を展開していくことになりました。 20日は役場で箕輪町グリーンツーリズム推進協議会の総会が開かれました。 食品衛生法や担い手の後継者問題など現在の体制では事業は見直さざるをえないとして、解散することが承認されました。 推進協議会は、「食」「農」「健康」をテーマに都市住民との交流を広げ地域の活性化を図ろうと平成20年に発足しました。 農業体験などのグリーンツーリズム事業には今年度、関東、中京方面を中心に1131人が訪れました。 リピーターが定着している一方で新規の参加が伸びず前の年度に比べ111人減となりました。 町では今後、農業振興につながる施策を盛り込んだ農業応援団計画を策定し、グリーンツーリズム事業を発展させていきたいとしています。 都市農村交流の推進では、にこりこ東側の果樹団地での通年農業体験や農業体験とセットにした宿泊体験の他、PRのためのポータルサイトの設置などを計画しています。 町では、農業応援団計画を来年1月中に策定し公表したい考えです。