御子柴さん木彫人形 上伊那教育会に寄贈
伊那市小沢在住の人形作家・御子柴明實さんは、人形4体を、上伊那教育会に寄贈しました。 21日は、御子柴さんが、上伊那教育会館を訪れ、贈呈式が行われました。 今回、寄贈されたのは、第43回伝統工芸新作展で東日本支部賞を受賞した作品「収穫」など4点です。 11月に創造館で開かれた上伊那教育会の所蔵作品展に、御子柴さんが作品を貸し出したことが縁となり、その際に展示された作品が寄贈されることになりました。 御子柴さんの作品は、桐をチェンソーなどで粗削りした後、彫刻刀で彫り、貝殻から作られた顔料やアクリルを使って彩色します。 服の部分は木目込みで、ダイコンや手押し車なども木で作られています。 上伊那教育会では、「折を見て展示していきたい」と感謝していました。