不要になった本を回収 犯罪被害者支援へ
不要になった本の売上金を犯罪被害者へ寄付する活動「ホンデリング」が、9日から伊那市内で始まりました。 「ホンデリング」は、不要になった本を回収し、指定買い取り業者が査定をして買い取り、その売上金を全国被害者支援ネットワークを通じて犯罪被害者に送るというものです。 犯罪によって心や体に傷を負ったり、転居を余儀なくされる被害者の支援に役立てられます。 本は、規格品番がついたもののみ受け付けています。 伊那市男と女ネットワーク協議会が平成27年度からこの活動に参加していて、昨年度までは市の職員と協議会の会員のみに呼びかけをしていましたが、今年度は初めて市民にも呼びかけました。 昨年度は、285冊、4,690円が集まったということです。 協議会では「活動に賛同してもらい、年末の大掃除などで不要になった本を1冊でも寄付してもらいたい。」と話していました。 回収箱は、伊那市役所1階、いなっせ5階、高遠町総合支所1階に19日まで設置されています。