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羽広の獅子舞 仲仙寺での奉納に向け稽古

羽広の獅子舞 仲仙寺での奉納に向け稽古

伊那市の無形民俗文化財に指定されている西箕輪の羽広獅子舞を継承する保存会は、14日の仲仙寺での舞の奉納に向け稽古を9日に行いました。 羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史を持ち五穀豊穣や家内安全を祈る小正月の伝統行事です。 雄獅子と雌獅子の舞合わせで、羽広北側の地域が雌獅子、南側は雄獅子の舞を受け継いでいます。 毎年、仲仙寺に奉納する一週間前から稽古が行われています。 9日の夜も雄獅子を担当する南側の第6組公民館では、保存会のメンバーが集まり稽古を行っていました。 今年、仲仙寺の奉納で獅子頭を務めるのは保存会6年目の林輝幸さん36歳です。 仲仙寺での舞いで獅子頭を務めるのは一生に一度とされています。 北側にある一組研修センターでは、雌獅子の稽古が行われています。 獅子頭を務めるのは保存会2年目の青木敬士郎さん27歳です。 舞い終わると、先輩たちから動作などの指導を受けていました。 今年は、村人を困らせる獅子を取り押さえる鍾馗の舞が5年ぶりに14日の午前11時30分から2組研修センターで披露されます。 羽広の獅子舞は、14日の午前7時から仲仙寺で舞合わせを奉納し、その後は雄と雌が別れ夕方まで集落の家々を回ります。 稽古は、奉納前日の13日まで行われることになっています。

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