伊那市 新宿区に農産物を無償提供
カットしめじの発送作業
伊那市は、友好提携を結んでいる東京都新宿区の子ども達に伊那を身近に感じてもらおうと、今年度4回にわたり給食で使用する農産物を、区内全ての小中学校に無償提供しています。 3回目の今回は、上伊那産のカットしめじです。 15日は、農業公園みはらしファーム内のとれたて市場で、発送の準備をしていました。 市では今年度、新宿区との交流事業の一環で野菜と花を全ての小中学校に贈ります。 去年9月にはブロッコリー150箱600キロ分を贈りました。 新宿区によりますと、シチューやサラダなどで使用したところ、「いつも食べているものよりも甘い」「柔らかくて食べやすい」などと好評だったということです。 今回は、区内の小中学校39校に合わせて192キロのカットしめじを贈ります。 事業費は240万円で、3月には小中学校を卒業する児童と生徒にアルストロメリアを贈ります。 市では、来年度以降も継続して行っていきたいとしています。