地域の安泰や五穀豊穣を願い 獅子舞披露
高遠町上山田引持
伊那市高遠町上山田引持に伝わる引持の獅子舞が13日、地域住民に披露され集まった人たちが家内安全や五穀豊穣を願いました。 引持の獅子舞は、昔は地区住民が徹夜で酒を酌み交わしながら日の出を待ち、地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で行われていたという事です。 今は地域住民でつくる引持獅子舞保存会が毎年行っていて会場にはおよそ60人が集まりました。 前は獅子を後ろはひょっとこの面をつけた2人が会場狭しと舞を披露し獅子が体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。
西箕輪大泉新田 区内33か所で獅子舞披露
14日は伊那市の大泉新田の33か所で獅子舞が披露され、今年1年の平穏を願いました。 この日は保存会のメンバーと公民館の役員およそ30人が区内の辻などで舞いを披露しました。 大泉新田では、この一年の安全を願い小正月に獅子舞が地区の各所で行われます。 かつては、1月15日に行なわれていて日付が変わった午前0時から区内全戸で舞いを行ったという事です。 現在は、15日に近い日曜日の午前8時から夕方かけ、区内の33か所で舞いを披露しています。 大泉新田の獅子舞は雌獅子で、姿勢を低くし、優雅に舞うよう受け継がれています。