高遠高校音楽専攻 卒業定期公演
伊那市高遠町の高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が、20日信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒や、合唱部、吹奏楽部などが出演し22曲を披露しました。 卒業定期演奏会は、3年間の集大成として、また1,2年生の発表の場として毎年開かれています。 全学年の合同演奏では、3年生が琴、2年生がキーボード、1年生が歌を担当し、息の合ったハーモニーを披露していました。 ある3年生は「これまでの感謝の気持ちや、3年間歌に取り組むことができた喜びを伝えられたと思います」と話していました。 会場には、保護者やOBなどおよそ100人が訪れ演奏に耳を傾けました。
芸術コース書道専攻・美術専攻3年生は卒業制作展
また信州高遠美術館では高遠高校芸術コース3年生による卒業制作展が開かれています。 芸術コース書道専攻の4人は、手本に忠実に書く臨書や漢字一文字を崩して書く一字書などの作品を展示しています。 美術専攻の10人は、油絵や水彩画、陶芸などを展示しています。 卒業制作展は、芸術コースで学んだ3年間の集大成の場として開いているもので、会場には約60点が展示されました。 作品には、「最後に納得できるものができた」「制作活動を通して集中力が養えた」など生徒の感想が添えられています。 高遠高校では、「高校生らしい感性と、芸術を愛する生徒の思いを感じてもらいたい」と話していました。 高遠高校芸術コースの卒業作品展は31日(水)まで信州高遠美術館で開かれています。