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寒ざらしそば 粟沢川に浸す

寒ざらしそば 粟沢川に浸す

 伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を22日、行いました。 今年用意されたそばは、去年と同じ90キロです。 22日は、組合員6人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。 寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。22日の伊那地域の最低気温は マイナス2・3度まで下がり粟沢川の水温は2度でした。 米やそばを寒中の水に晒すと風味や保存性が高められると言われています。 組合によりますとそばの実を冷たい水につけることでアクが抜け甘みが増すということです。 高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそば復活に取り組んでいて、商品化してから今年で5年目です。 寒ざらしそばは、来月5日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。 伊那市高遠町の、壱刻、華留運、ますや、楽座紅葉軒で7月14日・15日・16日の3日間限定1食1200円で提供する予定です。

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