箕輪町で上伊那ブロックボランティア交流研究集会
情報交換や研修で知識深める
上伊那のボランティア団体や福祉関係者が集まり情報交換や研修を行う、上伊那ブロックボランティア交流研究集会が箕輪町文化センターで27日に開かれました。 午前の部では、伊那市出身でNPO法人日本ボランティアコーディネーター協会代表の唐木理恵子さんが講演しました。 最初にボランティアだと思う事に丸を付けるミニワークを行いました。大雪が降ったので隣の高齢者宅の雪かきをしてあげた、駅で迷っている視覚障害者を出口まで案内した、息子のサッカーチームに頼まれてコーチをしているなど、10の事例が紹介され、参加者が丸をつけました。 唐木さんは、例としてあげたものは全てボランティアである事を説明し、「組織に所属していなかったり正式にお願いされていなくても、何か問題や課題を見つけて行動する事は全てボランティアです。気づいた事があればひと声かけて一歩を踏み出す事が大切です」と話していました。 このほか、箕輪町の元保健補導員でつくる「劇団メタボ」が寸劇を披露しました。 災害時の避難所を舞台に一人の主婦が被災者の悩み相談に応じる活動を続け全体の雰囲気がよくなっていくというストーリーです。 交流研究集会は、上伊那8市町村の社協などが開いたもので、会場には約300人が集まりました。