東西春近交流 子ども凧揚げ大会
天竜川をはさんだ伊那市の西春近と東春近の交流の機会にしようと、春近子ども凧揚げ大会が27日、天竜川河川敷で初めて開かれました。 大会には、西春近と東春近の小学生およそ60人と地域住民、あわせて150人が参加しました。 子どもたちは、自由に絵や文字を書いた凧を持ち寄り、凧あげを楽しみました。 このイベントは、伊那市商工会や西春近青少年育成会などで作る実行委員会が初めて企画しました。 西春近と東春近は、かつて両区の境にかかる旧殿島橋の上で綱引きで陣地を取り合う「春近どんぴちゃ祭り」を行っていましたが、平成18年豪雨で橋が崩れてからは両区での祭りは途絶えていました。 今回交流を復活させようと、それぞれの小学校に声をかけ、初めて企画されました。 また、天竜川河川敷は、地域住民が毎年環境整備を行っていて、有効活用につなげようという狙いもあります。 実行委員会では大会を盛り上げようと「西春近」「東春近」と書かれた縦1メートル30センチ、横1メートルほどの大凧を用意しました。 風が弱くなかなか飛びませんでしたが、最後には勢いよく大空に舞っていました。 大会では、ドローンを使って記念撮影をしました。 今後は、どんど焼きも開催するなど、活動を広げていきたいとしています。