伊那北高校理数科 課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の課題研究発表会が27日、同窓会館で開かれました。 発表会では、2年生が8つのグループに分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。 このうち、地学班は高校のテニスコートの表面の砂の性質を調べました。 研究では、テニスコートの滑りやすさは砂の形と関係があり、より丸い方が滑りやすいということがわかりました。 生徒は「コートの砂は、6割が砂岩・軽石・火山岩といった丸く割れやすい岩石で構成されているため、伊那北高校のテニスコートは滑りやすい性質ということがわかった」と話していました。 今井秀幸校長は「この学びを、理数科だけでなく将来的には伊那北高校全般に広げていきたい」と話していました。 会場には、生徒や保護者、入学を希望する中学生などおよそ200人が訪れ、発表に耳を傾けていました。