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旧高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ実現に向けて、NHKに3度目の申し入れ

ドラマ化する意義は大きい 会津若松市市長も訪問

旧高遠藩主・保科正之公のNHK大河ドラマ化実現に向けて100万人署名活動を展開している高遠町の代表者ら関係者は7日、東京都のNHK本社に3度目の申し入れに出向いた。
保科正之が1643年、会津藩23万石の城主となったことを縁に00年、親善交流関係を結んだ福島県会津若松市の菅家一郎市長も新たに加わり、伊東義人町長をはじめ、活動に協力する小坂樫男伊那市長、宮下市蔵長谷村長らとともに訪問した。
今回は初めて、訪問直前までに集めた14万2千余人分の署名簿も添え、「保科正之は名君として名を残した。ドラマ化してもらう意義は大きい」として要請した。
これに対しNHK側は「熱意があることを受けとめたい」とするも、「ドラマづくりは今後検討」とするに終わった。
町は「中間報告に過ぎない」とし、引き続き署名活動を続けていく方針を示している。さらに、会津地方の27市町村でつくる「全会津間連盟」が町側を全面的に協力し、活動を強めているという。

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