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西部地区活性化へ 伊那西小6年生が冬祭りを開催

西部地区活性化へ 伊那西小6年生が冬祭りを開催

伊那西小学校の6年生17人は、地域の保育園が定数に足りず休園となっていることから、伊那市西部地区を盛り上げようと2月3日、伊那西小冬祭りを開催します。 30日は、児童が準備とリハーサルを行いました。 当日は、子ども達がつくった射的や釣り、缶積み、輪投げなどのゲームで、集まった人たちと楽しい時間を過ごす計画です。 6年生は、現在休園中の伊那西部保育園の最後の卒園児です。 授業で保育園に関する新聞記事を読み、自分たちも何かできないかと、去年4月から保育園の活用について考えたり、掃除をするなど取り組みを始めました。 9月には保育園を使って伊那西小秋祭りを開催し、90人近くの地域住民を集めました。 このことから、卒業を前に、小学校に新しくつくられた地域の集いの場「多目的室」を使って冬祭りを行うことを決めました。 ある男子児童は「僕たちが通っていた保育園が休園になっているということを聞き、まだ建物はあるから何かできないかとみんなで考えてイベントを企画しました。好評だったので今回も計画しました」と話していました。またある女子児童は「地域に人が集まって、保育園や小学校にも人が増えてくれればうれしい」と話していました。 伊那市は、来年度から伊那西小学校を地域の特性を活かし、市内全域から入学、または転学することができる小規模特認校に指定することを決めています。 現在入学・転学の希望者を募っていて、伊那市によりますと、検討している家庭が数件あるということです。 二木栄次校長は「子ども達の伊那西地区への愛情を感じるし、伊那西地区の未来にもつながる活動だと思う」と話していました。 冬まつりは今週末、2月3日土曜日の午前10時から伊那西小多目的室で開催されます。

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