月野ぽぽなさん角川賞を受賞
箕輪町松島出身で現在、アメリカニューヨーク在住の俳人、月野ぽぽなさんが俳句界の芥川賞ともいわれる「角川俳句賞」を受賞しました。 30日は、月野さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。 月野さんが受賞した作品は、「人のかたち」と題した50句です。 月野さんは、信州大学教育学部を卒業後、県内の小中学校の教員を経て、ピアニストの夫とともに渡米しました。 インターネットで俳句の世界を知り、2002年から俳句づくりを始め2004年に俳人金子兜太さん主宰の俳人結社「海程」の会員となりました。 角川俳句賞は1955年に創設され、未発表の50句を対象とする公募による俳句の新人賞です。 また、俳句界の芥川賞ともいわれ、俳人の登竜門としても知られています。 句歴15年の月野さんは、毎年応募していて10回目にして初めての受賞となりました。 月野さんは、「感謝の気持ちを忘れず今後も創作活動を続けていきたい」と話していました。