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伝統の高遠だるま市 人形飾り・オリジナルだるまで盛り上げ

伝統の高遠だるま市 人形飾り・オリジナルだるまで盛り上げ

11日に行われる、伊那市高遠町の恒例行事「高遠だるま市」を盛り上げようと、人形飾りの準備や、オリジナルのだるまの販売が行われています。 高遠町総合支所では連日、市役所の職員でつくる「だるま市を盛り上げる有志の会」が人形飾りづくりをしています。 伊那市で活用が進むドローンをもっと多くの人に知ってもらおうと、ドローンに乗ったゲームキャラクターを製作しています。 展示を直前に控え作業は大詰めを迎えていて、5日夜は発泡スチロールでつくった部品を組み立てていました。 人形飾りは、だるま市に訪れた観光客を商店街に呼び込もうと、100年以上前から続いていると言われています。 高遠町内の商店や実業団など多い時には20団体近くが出展していましたが、手間がかかることなどから出展団体は徐々に少なくなり、現在は7団体となっています。 職員有志の会は、人形飾りの伝統を残していこうと15年ほど前に発足し、飾り作りを始めました。 有志の会の山下隆さんは「人形飾りを見て喜んでもらって、少しでもだるま市を盛り上げられたらうれしいです」と話していました。 飾りは7日から総合支所の駐車場で見ることができるということです。

商店街では実業団がオリジナルだるま販売

また、商店街ではオリジナルだるまを販売しています。 本町実業団は、受験生にも人気の桜だるまです。 だるま市当日は、高遠町総合福祉センターやますその東側で販売します。 本町実業団の柳沢秀一団長は「だるま市を楽しんだあとは、少しでも商店街に足を運んでいただければうれしい」と話していました。 <桜だるま> 小2,000円 大3,000円 特大4,500円 (詳しくは柳沢呉服店 94-2203)

高遠だるま市は11日(日) 鉾持神社参道

霜町実業団では、今年の干支「戌」をモチーフにしただるまを販売します。 当日は、森本洋品店向かいのガレージで販売しています。 霜町実業団の春日裕団長は「鉾持神社の参道から少し路地を入って寄ってもらえればうれしい」と話していました。 <干支だるま> 1,600円 (詳しくは高遠観光タクシー94-2143) 高遠だるま市は11日に鉾持神社参道で行われます。 周辺は午前7時から交通規制が行われることになっていて、伊那市商工会では弁財天河原駐車場や高遠町文化センター駐車場の利用を呼びかけています。

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