展示 「明治を生きた郷土の作家たちⅡ」
幕末から明治にかけて活躍した伊那谷にゆかりのある作家の絵画や書などが並ぶ展示会が、8日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 会場には、中村不折や池上秀畝といった、伊那谷にゆかりのある作家7人の作品17点が並んでいます。 こちらは、中村不折の代表作のひとつ「卞和璞を抱いて泣く」です。 中国の故事を題材にした油彩画で、伊那市指定文化財となっています。 この他、池上秀畝が描いた幅7.5メートルの屏風など、美術館所蔵の作品5点も初めて展示されています。 信州高遠美術館では「不折の代表作をはじめ見ごたえのある作品が並んでいる。多くの人に見てもらいたい。」と来場を呼び掛けています。 この展示会は、4月2日まで、信州高遠美術館で開かれています。