南箕輪村の大泉まんどの会 「子供の会」が発足
子ども達の自主的な活動を
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉まんどの会は、子ども達が自主的に活動できるようにと小学生でつくる会を立ち上げました。 10日に発足式が行われ多数決で会の名称を「子供の会」に決めました。 会長は南箕輪小学校5年生の増澤俊太郎君が、副会長は同じく南箕輪小学校4年生の原和花さんが務めます。 大泉では伝統の振りまんどを後世に伝えようと住民有志でつくる「大泉まんどの会」が主体となって活動しています。 昭和10年代頃までは、地域の子供たちが主体となって振りまんどの行事を行っていたという事で、自主的な活動をする機会をつくろうと小学生を対象とした会を立ち上げる事にしました。 この日はこのほか休耕田で振りまんど用に育てている大麦の麦踏み作業を行いました。霜で浮き上がった麦を土へ戻す作業です。 去年10月に種をまき、収穫は6月を予定しています。 大泉には106人の小学生がいますが、現在子供の会の会員は9人です。まんどの会の唐澤俊男会長は「会員を増やしながら、いずれは自分たちで麦の栽培計画を立て、行事を企画していけるようになってほしい」と話していました。