伝統の高遠だるま市 福だるま求め賑わう
江戸時代から続くと言われる伊那市高遠町伝統の「だるま市」が11日、鉾持神社参道で行われ、福だるまを買い求める人で賑わいました。 鉾持神社の参道にはだるまや縁起物の露店商が並び、訪れた人たちが買い求めていました。 大きいものを買った人や、たくさん買った人には、景気づけの手締めが行われていました。 訪れた人たちは、家内安全や受験合格などを祈願して、気に入った大きさや色のだるまを買っていました。 孫が今年大学受験だという男性は「毎年来て赤いだるまを買っているが、今年は合格祈願に白いだるまを買いました」と話していました。 だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせて行われているもので、400年ほど続いていると言われています。