古布ちりめんのひな人形60点がそろう
たかぎ 28日まで
伊那市通り町の御きもの「たかぎ」で26縲・8日、古布ちりめん人形展が開かれている。戦前に使われていた素材(古布)の木目込みひな人形が約60点そろう。
ひな人形は、江戸時代から大正にかけての着物をほどいて作ったもの。京都府の木目込み人形作家のオリジナルで、昨年8月に買い付けた。
古布は花など自然を題材にした柄が多く、紫、赤、緑など草木染めの落ち着いた色合い。立ちびな、座りびながあり、高さは10縲・0センチ。ひな人形の原型といわれる次郎佐衛門もある。価格は6万円台から30万円まで。
そのほか、羽子板やタペストリーなども並ぶ。
同店によると、着物ブームで、買い求める人が増え、飯田市、岡谷市などから来店する人もいる。「色に深みがあり、しっとりとした感じ。古布ちりめん人形がこれだけそろっているのは、あまりないのでは」と話す。
営業時間は午前10時縲恁゚後6時半。
問い合わせは、たかぎ(TEL72・3509)へ。