新人の八木氏 市長選へ政策発表
「選ばれる伊那市に」
任期満了に伴う伊那市長選に立候補を表明した新人の八木択真さんは小中学校の給食費無償化や女性副市長登用などの政策を12日発表しました。 政策発表で八木さんは「現状の問題点は現役世代、子育て世代に選ばれる伊那市になっていないというところだと考えている。まず現役世代、子育て世代の支援に全力を投入する。」と話しました。 八木さんは子育て支援として小中学校の給食費無償化のほか住民判断による保育園の存廃を掲げています。 また地元産業振興策として、企業誘致の補助は本社移転のみに限定し地元産業の振興重視に転換するとしています。 他に住み慣れた地域で老いることができる仕組みづくりを検討し買い物難民対策はドローンより「人から人」であるべきとしています。 行政改革として市長の給与半減、退職金のカット、女性副市長登用を挙げています。 また3市町村の合併を後悔させないとして、高遠町、長谷で移動市長室を定期的に設けるほか総合支所を地域活性拠点として整備するとしています。 八木さんはこれら政策について今後、市民との意見交換会などを通してさらに充実させていくとしています。