伊那中学校2年3組 中心市街地の空き店舗を清掃
地域の活性化へ 3月に写真展を開催
伊那市の伊那中学校2年3組は写真展の会場にする市街地の空き店舗の清掃作業を、21日に行いました。 2年3組の生徒25人が床や壁の拭き掃除などを行いました。 写真展の会場となるのは荒井の空き店舗で去年5月まで衣料品店シマダヤがあったビルです。 2年3組では去年4月から地域活性化の取り組みを行っていて、これまで伊那市の魅力をみつける街歩きや市街地にイルミネーションを飾る取り組みなどを行ってきました。 3月に予定している写真展では1年生が撮影した市内の風景写真112点を展示する予定です。地域の学習に取り組んでいる上伊那の学校が参加して1月に飯島町で開かれた発表会で作品を展示し好評だったことから、地元の人たちにも見てもらおうと企画しました。 上伊那の経済団体や行政などでつくる郷土愛プロジェクトが仲介役となり会場をみつけたという事です。 ビル内に事務所がある(株)島田屋の竹村恵利子社長は「店が閉まってから立ち寄る場所がなくてさみしいとの声があったので、再び人が集まる場所になるのはうれしいです」と話していました。 伊那中学校では、春の高校伊那駅伝が開かれる3月18日に向けて写真展を計画しています。