長谷小と長谷中 地域住民に劇など披露して交流
伊那市長谷の長谷小学校の児童と長谷中学校の生徒は22日、長谷の中尾座で地域住民に演劇などを披露し交流しました。 この日は、長谷小学校の2年生と3年生23人と、長谷中学校の3年生4人が中尾座を訪れました。 交流会は、小中学校に通う子どもがいない中尾地区の住民から子ども達の学校活動の様子が見たいとの声が寄せられ、今回初めて行われました。 長谷小の3年生は、地元に伝わる民話「孝行猿物語」の演劇を披露しました。 腕利きの猟師・勘助が猟で仕留めた親猿を家に持ち帰り、いろりに吊るしていましたが、子猿たちが生き返らせようとしている姿を見て、後悔の念にかられるという物語です。 この演劇は、活動の再開が決まった中尾歌舞伎保存会が4月に行う定期公演の前座で上演する予定です。 長谷中の生徒は、今年度取り組んだ内藤とうがらしの栽培を振り返る映像を上映しました。 交流会を企画した長谷小学校では「今後も機会があれば地域の住民に子ども達の様子を伝える場を設けていきたい。」と話していました。