新築する高遠町総合支所について研究委員会設置へ
高遠町地域協議会内に設置
老朽化や耐震性に課題があることなどから新築するとの方針が示されている伊那市の高遠町総合支所について、機能や規模、位置などについて広く調査研究を行う委員会が設置されます。 21日は、高遠町総合支所で地域協議会が開かれ、研究委員会の設置が承認されました。 総合支所は建設から50年以上が経過していて、耐震性が不足しています。 保健センターへ機能を移転する案もありましたが、新築する方針が決まっています。 新庁舎の建設に向け、機能や規模、位置などについて広く研究が必要だとして、高遠町地域協議会内に専門組織の庁舎あり方研究委員会を設置することになりました。 委員会は、地域協議会の委員、区長会、50歳未満の地区からの推薦者のほか、市議会議員、有識者など35人ほどで組織します。 委員会は、地域協議会の委員や市議会議員の改選後、設立されます。 1年間調査・研究を行い、市長に報告したあと、庁舎の在り方について協議・調整を行う検討委員会に組織が改編されます。 また、地域協議会で、伸和の丘ローズガーデンやマレットゴルフ場など花の丘公園一帯を都市公園とする案が示されました。 面積は4万4千㎡ほどです。都市公園は市内に伊那公園・春日公園・高遠城址公園など13あり、花の丘が指定されれば14か所目となります。 都市公園化についての条例改正案は、市議会3月定例市議会に提出され、可決されれば4月1日から施行されます。