長谷の3地区 合併検討の委員会設置へ
人口減少や役員のなり手がいないなどの課題を抱える、伊那市長谷の中尾、市野瀬、杉島の3つの区を合併する案が検討されています。 23日に開かれた長谷地域協議会で、さらに検討を進めるための委員会を設置することが了承されました。 この日は今年度最後の地域協議会が総合支所で開かれ、長谷の将来の自治組織のあり方について検討を進めてきた第一委員会から報告がありました。 第一委員会では、人口減少や役員のなり手がいないなど喫緊の課題を抱える中尾、市野瀬、杉島の三区について合併すべきではないかとまとめました。 これについて検討を進めることを3つの区に打診したところ、了承を得たということです。 それを受けて地域協議会では委員会を設置し、さらに検討を進めていくことを確認しました。 市野瀬在住で第一委員会委員長の宮下勇さんは「公助・共助・自助がなりたたなければ地域は回っていかない。危機感を持って検討していかなければならない」と話していました。 委員会は3つの地区推薦の委員18人ほどで構成し、合併について検討を進めていくことになっています。