上伊那版DMOコンセプト「山と谷の風景美術館」
今年10月1日をめどに設立を予定している上伊那版DMOについての報告会が2日開かれ、上伊那地域をPRするコンセプトが『山と谷の風景美術館』に決まりました。 DMOは、「観光地経営」の視点に立った地域づくりの舵取り役をする法人のことです。 2日は上伊那の市町村長や観光関係者など50人ほどが出席しました。 上伊那のブランドコンセプトは「『山と谷の風景美術館』~2つのアルプス 彩(さい)の谷の物語~」です。 誘客のターゲットは日本らしさの体験を求める外国人観光客と女性を中心とした10代~30代の若年層としています。 今後は上伊那観光連盟を「発展的に」解散し、10月1日をめどに、一般社団法人 地域連携DMO(仮称)「信州伊那谷・上伊那観光局」を設立します。 アドバイザーで日本版DMO推進研究会顧問の清水愼一さんは、「お客様に地域のイメージを定着させるには10年かかる。コンセプトを決めたら言い続けることが大切だ」と話していました。