高遠第2第3保育園 自然活動で表彰
全国学校・園庭ビオトープコンクール2017「日本生態系協会賞」
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園は、身近な自然を教育に取り入れている教育機関を表彰する、全国学校・園庭ビオトープコンクール2017で「日本生態系協会賞」を受賞しました。 高遠第2第3保育園では、保育園の裏山全体を使った自然保育を行っています。 昆虫や植物を観察したり、動物の足跡を見つけるなど、週5時間、裏山に出かけているということです。 コンクールは、野生動植物が生息するビオトープでの活動の実践モデルとなるような優れた取り組みを行う保育園や幼稚園、学校を表彰するものです。 高遠第2第3保育園は、地域に元々ある環境の中で自然との関わりを大切にしている点が評価され、「日本生態系協会賞」を受賞しました。 野溝かをる園長は「自然を通して、子ども達は感性豊かな思いやりのある子ども達に育っている。今回の受賞は自然の素晴らしさを改めて感じるきっかけになった。」と話していました。 なお、このコンクールでの受賞は、県内の公立保育園で初めてだということです。