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2511/(月)

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支援組織広域連携で「ものづくり産業」充実へ

支援組織広域連携で「ものづくり産業」充実へ

ものづくりの盛んな上伊那地域の企業を、広域的にサポートしてさらに発展させていこうと、企業を支援する団体の広域的組織「INAValley(イナバレー)産業支援ネットワーク」が6日、発足しました。 この日は、キックオフ会議が伊那合同庁舎で開かれ、行政や商工団体、金融機関などのおよそ30人が出席しました。 会議で上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「ものづくり産業が基盤の地域。技術革新に対応できる柔軟で有益なネットワークにしていきたい」と話し、協力を呼びかけていました。 上伊那地域にはものづくり企業が多くあり、それぞれに支援組織はあるものの、その組織同士の関係性がないことから、今回、上伊那地域振興局の呼びかけのもと産業支援ネットワークが発足しました。 情報交換会を開いて地域の情勢や分野ごとのキーマンを探るほか、ある支援企業をモデルに課題解決の検討会を開くなど、企業の強みを伸ばし、弱みを的確に補える支援体制の構築を目指します。 ネットワークには上伊那地域の29団体が参加登録しています。 参加者は「上伊那地域の新たな産業発掘に期待ができる」「ものづくり産業発展のためのきっかけになる」と話していました。 上伊那地域振興局商工観光課の倉島浩課長は「地域企業の役に立てなくては意味がない。オール上伊那で情報を共有して企業をサポートしていきたい」と話していました。 新年度から本格的に取り組みをスタートさせる予定で、上伊那地域振興局では「ゆくゆくは新たな産業の創出にもつなげていきたい」としています。

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