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さくら祭りを前にしおりの製作

さくら祭りを前にしおりの製作

来月1日から伊那市高遠町の高遠城址公園でさくら祭りが始まります。 伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家では、祭りで販売する自主製品「しおり」づくりが行われています。 さくらの家では、タカトオコヒガンザクラを使ったしおりをさくら祭り期間中に販売しています。 しおりには、高遠城址公園で払った枝を早咲きさせた桜を使っています。 乾燥させないよう利用者が毎日4回ほど水をかけるなどして管理をしています。 咲いた桜は、押し花にして10日ほど置きます。 作業は、今月からはじまり、7日も利用者がピンセットを使って桜やつぼみを台紙にのせ、最後にラミネートをかけて完成させていました。 しおりの製作は、利用者の工賃アップにつなげようと平成17年から行われています。 その年の桜が使われていることから土産品として人気で毎年1000枚以上が売れているということです。 しおりは、来月1日から高遠城址公園の高遠閣内のにこにこショップひだまりで1枚200円で販売されます。 他に、タカトオコヒガン桜を使ったフォトフレームや枝で染めたストールも販売することになっていて、さくらの家では、多くの来場を呼び掛けています。

7日の高遠城址公園です。 ここ数日の暖かさでつぼみが膨らみはじめています。 公園内では、花見客の受け入れ準備が行われていて、桜を管理する桜守が柵を設置していました。 桜守は「今年も花芽がたくさんついているので見ごたえのある花が咲くと思います」と話していました。 高遠城址公園のさくら祭りは来月1日からで開花予想は8日となっています。

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