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上伊那の松くい虫被害 29年度は減少見込み

上伊那の松くい虫被害 29年度は減少見込み

上伊那の今年度の松くい虫による被害量は、去年12月末現在3,989立方メートルで、昨年度の同じ時期と比べて536立方メートル減少しました。 これは、8日に伊那合同庁舎で開かれた上伊那地方松くい虫防除対策協議会で報告されたものです。 今年度の上伊那の松くい虫の被害量は、12月末現在で3,989立方メートルとなっています。 昨年度の同じ時期の被害量は4,525立方メートルで、536立方メートルの減少となりました。 被害量が減少した要因のひとつに、4月から5月にかけて気温の低い日が続き、松を枯らす原因となるマツノザイセンチュウを運ぶマツノマダラカミキリの活動開始が遅くなったためだと推測しています。 市町村別の被害量は、伊那市が1,860立方メートル、南箕輪村が720立方メートル、箕輪町が360立方メートルとなっています。 今年度は、8市町村のうち南箕輪村のみで被害量が増えました。 南箕輪村では、去年5月に大芝高原で初めて松くい虫被害が確認されました。 上伊那では、辰野町と箕輪町の境が被害区域の先端となっていて、今後も引き続き市町村間で情報共有しながら対策を進めるとしています。

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