東部中学校でIoTを使った理科の授業
タブレット端末を使って理科の実験結果を検証する授業が9日、伊那市の東部中学校で行われました。 東部中の理科教諭でつくる東部中学校理科教科会は、信州大学工学部と共同でIoTを活用した理科教育の研究を行っています。 およそ1年前から共同開発してきた、タブレットを使ったデータ収集システムが使われました。 授業では、東部中1年8組の生徒が、水とエタノールの沸騰する温度を調べる実験を行いました。 まだ試作の段階ですが、タブレットには、温度変化のデータがグラフ化して表示されました。 実験が終わると、生徒たちは気づいた点などを発表しました。 今回使ったデータ収集システムでは、実験が終わった後に全ての班の実験結果を共有することができます。 来年度は、このシステムを使った実験を、市内の他の中学校や東部中と交流のある中学校でも行い、データの違いなどを学ぶということです。